ローディング

初夏。じぶんたちの日常の場をつくる

NOTE

東京の街が静まり、日常が新元号に変わった初夏の連休。

私たちの日常の場も静かに、そして大きく変わりました。

それはいま、仕事で関わっている仲間たちと、プロジェクトも仕事場も一緒につくろう!とはじまったのがきっかけ。

 

 

今年の年始から物件を探し始め、数々の内覧を重ねること3ヵ月。タイムアップも間近のタイミングでベストな場所に出会えたのは、渋谷駅からほど近い常磐松(ときわまつ)という地名の場所。

地域、広さ、賃料など基本的な条件に加えてみんなが望んでいたことは街との距離感。渋谷駅から明治通りを下って、少し入った住宅街に位置するその建物は路地に面する一階のワンフロアのその場所の扉の前には車も止められる広めの軒下スペースがあって、すでに街の中の居場所を持っているポテンシャルの高さ。渋谷駅周辺も開発が進み、ストリーム、ブリッジと駅南側の雰囲気が変わっていくこのエリアは駅からの少しの距離も街や人を見ながら歩くのも楽しい。

場所性に対するみんなの期待感は十二分に受け止めてくれそうでした。

初めての内覧では天井高の低さが気になってはいたものの、そこは設計チームの出番。自分たちで手を入れて作ろう!と盛り上げ、めでたく決まったのでした。

実測して、図面を描いて、模型を作ってといつもリノベの仕事のように進めるのですが、自分たちの場所となるとまた楽しさはひとしお。それでも予算をかけずにかっこよくを目指して進めていきます。照明や空調はそのままで天井を落とし、塗装などは出来るだけ自分たちで。大型連休は工事と引越しに追われることになりましたが、期待以上のはたらく場が出来てみんな大喜び。晴れて僕たちの日常の場が出来上がったのでした。

期待以上に綺麗な天井躯体にひと安心

家具作ったり、塗ったり、

ジッとしていられない建築系妊婦がヤスリがけしたり 笑

 

仕事場を共にするきっかけとなった会社とは現在、企画チームと設計チームとして長期間に渡ってプロジェクトを進めています。それぞれ違う仕事のフィールドの進捗を把握するにもお互いの距離が近いに越したことはなく、またその距離感で仕事ができるすばらしい仲間たちだからこそ、実現することができたのが僕らのはたらく場です。

ご近所の金王八幡宮にご挨拶 奇遇にもここは私たちが式を挙げた神社

こうして快適な日常の場になりました