東京で新たに住宅の設計が始まりました。
依頼主は私たちと同世代のご夫婦。共に忙しく働きながらも、自分たちらしく、
少し先の未来を明るく照らす場を日々模索する計画の初期段階です。
できる限り多くのヒアリングをした後に、できる限り多くの案を検討します。模型になるのはその中のほんの一部。
頭の中で想像するのは、家族と一緒にごはんを食べる、くたくたで帰ってきた時にリビングでほっと一息つくときやその前後、お化粧をする時の居心地の良い場所、旅先で買ったお気に入りを飾る棚。。。
などなど、いつの間にか自分をイメージの中に滑り込ませて、いつまでもそれは続きます。
日々の暮らしの感じ方や考えは人それぞれに違って、時には言葉にならないような感覚さえあるからこそ、たくさんの“かたち”に表して、発見したり思い直したりしながら、少しずつ近づいていく。
わくわくするプロセスです!