三鷹台の住宅現場は着々と進んでいます。
現場の職人さんがテキパキかつ細かい部分も丁寧につくる姿勢がとても清々しく、こちらも元気をもらうのです。
図面と照らし合わせて細かく確認する傍らで、実は毎回、不意に発見するあれこれを楽しみにしています。
例えば・・・
まだ窓周りの枠が取り付く前、下地を利用してちょっとした物置台を作ってしまう大工さん。
確かにここは床からちょうど肩の位置あたりから窓を取り付けているので、屈まなくても物が取れる良い高さです。
こうやって窓枠も下を少し広めにしておくと、なんとなく植物や小物が置けて活き活きとした窓辺になるかもしれないな〜。
という想像が膨らんだり、
配線をひょいと曲げて、大事な道具が括り付けてあるじゃないですか!
そうかそうか、引っ掛けることが出来ればロープでも糸でも良いじゃない。
格好良い金物を探す前に、柔軟に考えればもっと楽しくなるかもしれない。
これは多分、木造の構造体の上に貼る予定の下地の厚みと天井高さを確認しているのでしょう。
現場の色々な所に貼ってあるのを発見。きっと図面をその都度見なくても確認できるようにしてあるのだな。
養生テープに書いてあるから、無事に工事が済んだら剥がして綺麗に、ということですね。
フローリングを保護するこんな注意書きを見ると、時代の移り変わりを感じます。
現場の中で煙草と共に作業する人はもはやいないですものね。
完成に向けて現場は常に緊張感と共にありますが、こんな風に様々な出来事を見つけると、誰かがきちんと人の手でつくって家は出来るのだなということを改めて感じさせられます。
次の発見が楽しみです!